動悸ケア

「脈がドクドクと速くなって不安になる」
「ちょっと動いただけなのに、心臓がバクバクして落ち着かない」
「検査では異常なしと言われたが、動悸が続いてこわい」

こんな状態が続いていませんか?

動悸は、

・心臓や血管の病気
・貧血や甲状腺の問題
・自律神経の乱れやストレス
・姿勢や体の緊張

など、いくつかの要素が重なって起こることが多い症状です。

ここでは、病院で「大きな異常はなさそう」と言われた動悸や、
ストレスや自律神経の影響が大きそうな動悸でお悩みの方に向けて、
当院の考え方と通院のイメージをお伝えします。

このような動悸はありませんか?

  • 急に心臓がドキドキして、不安な気持ちになる
  • 階段や坂道を少し上がっただけで、脈が速くなりやすい
  • じっとしている時にも、脈の拍ちが気になる
  • 健康診断や検査では「大きな異常はない」と言われた
  • 病院では「ストレス」「自律神経」と言われたが、どうしたらいいか分からない
  • 首こり・肩こり・呼吸の浅さ・めまい・不眠なども一緒にある
  • 動悸が出るのが怖くて、外出や人混みを避けている

当てはまるものが多いほど、
「心臓そのもの」だけでなく、「自律神経・姿勢・体の緊張」など、
体全体のバランスが影響している可能性があります。

まずは医療機関を優先してほしい動悸のサイン

すべての動悸が整体の対象になるわけではありません。
特に、次のような症状がある場合は、
整体・整骨院ではなく、すぐに循環器内科・内科・救急外来などの受診を優先してください。

  • 胸の痛み(締めつけ・圧迫感・焼けるような痛み)を伴う
  • 左腕・あご・背中への痛みを伴う
  • 冷や汗・息苦しさ・顔面蒼白を伴う
  • 意識が遠のく感じ、失神したことがある
  • 脈が極端に速い・極端に遅い状態が続いている
  • 突然の強い息切れや呼吸困難がある

これらは、心筋梗塞・不整脈・肺の病気など、
命に関わる病気が隠れている可能性があり、
医師による検査と治療が最優先になります。

すでに循環器内科や内科で検査を受けて「命に関わる病気ではなさそう」と言われている場合でも、
症状が急に悪化したときは、必ず主治医の先生や救急外来に相談してください。

危険サイン(医療受診が必要なケース)

次のような症状がある場合は、整体よりもまず医療機関の受診を最優先してください。

  • 胸の強い痛み・締め付け感を伴う動悸

  • 冷や汗・吐き気・息苦しさを伴い、顔色が悪くなる

  • 失神・意識が遠のく感じを伴う

  • 動悸が突然始まり、脈が極端に速い・不規則な状態が続く

  • 片側の手足の脱力・しびれ、ろれつが回りにくいなどを伴う

  • 安静にしてもおさまらない胸の痛み

これらは心筋梗塞や重い不整脈など、命に関わる病気が隠れている場合があります。
「少しでもおかしい」と感じたら、自己判断せず、迷わず救急受診・循環器内科などの医療機関へご相談ください。

病院と整体、それぞれの役割

動悸・ドキドキ感では、

・内科・循環器内科・心療内科などの医療機関
・整体・整骨院

の両方が関わることがありますが、役割は少し違います。

【病院(医療機関)の役割】

・心電図・血液検査・心エコーなどによる検査
・心臓や甲状腺・貧血などの病気があるかどうかの確認
・薬や生活指導などの医療的な治療

【当院(整体)の役割】

・首〜背骨〜骨盤などの骨格バランスを整える
・自律神経への負担を減らすことを意識した全身調整
・日常生活の体の緊張・姿勢のクセを見直すサポート

「診断」や「投薬」は医療の役割です。
当院はそれを踏まえたうえで、
「骨格と自律神経のバランス」という視点から、
動悸に伴うしんどさに向き合っていきます。

なぜ検査で異常がなくても、動悸が続くのか

医療機関での検査はとても大切です。
一方で、患者様から次のようなお話をよく伺います。

・「心電図もエコーも大きな異常はありません」と言われた
・「ストレスや自律神経からでしょう」と説明を受けた
・心臓に問題がないと言われても、ドキドキが怖くて不安が消えない

検査で大きな異常が見つからない場合、
動悸には次のような要素が重なっていることがあります。

・日常的なストレスやプレッシャー
・首こり・肩こり・猫背などの姿勢の崩れ
・睡眠不足や疲労の蓄積
・自律神経のバランスの乱れ

これらは、レントゲンや心電図だけでは「異常」としては映りにくいため、

・検査では問題なし
・様子を見ながら生活を続けるしかない

という状態になりやすいのです。

当院では、医師の診断を尊重しながら、
「今の体がどのようなバランス・緊張状態になっているか」を
検査や触診を通して一緒に確認していきます。

なぜ一般的な整体・マッサージでは不安が残りやすいのか

動悸や自律神経の乱れでお悩みの方の中には、

・リラックス目的でマッサージに通っている
・強くもんでもらうと、一時的にスッキリする

という方も多くいらっしゃいます。

しかし、強い刺激のマッサージは、

・一時的なスッキリ感はあるが、すぐドキドキが戻ってしまう
・刺激が強すぎて、神経が過敏になり、かえって落ち着かなくなる

ということも少なくありません。

動悸の背景には、

・自律神経のバランス
・首〜背骨〜骨盤の歪みや姿勢
・体の「力の抜けなさ」

が関わっていることが多く、
「気持ちいいところを強く・長く揉む」というアプローチでは、
根本的な負担の軽減に届きにくいことがあります。

当院では、
「リラクゼーションとしてのマッサージ」ではなく、
「骨格と自律神経のバランス調整」を目的に施術を組み立てていきます。

当院の動悸ケアの考え方

当院では、動悸を

「心臓そのものの病気だけでなく、
 自律神経のバランス・姿勢・体の緊張が重なり、
 心臓の拍ちを過敏に感じやすくなっている状態」

ととらえています。

そのうえで、

・首〜背骨〜骨盤のバランス
・猫背や巻き肩など、姿勢による負担
・体の緊張度合い(力の抜けなさ)

を整えていくことで、

・自律神経への負担を少しでも減らす
・脈の拍ちにばかり意識が向きにくい状態を目指す

ことを目的に施術を行っていきます。

「動悸を完全になくす」のではなく、

・ドキドキの頻度や強さが落ち着いてくる
・動悸が出ても、過度に不安になりにくくなってくる

といった変化を、一緒に積み重ねていくイメージです。

当院の施術が動悸に向いている理由

1.首〜背骨〜骨盤のバランスを重視
 首こり・肩こり・猫背など、胸まわりを締めつけるような姿勢を、
 骨格から整えていくことで、体の緊張をゆるめやすくしていきます。

2.自律神経への負担に配慮したソフトな矯正
 強い力で押したり、ボキボキ鳴らすような矯正は行いません。
 やさしい振動刺激を用いながら、首〜背骨〜骨盤のバランスを整え、
 自律神経の負担を少しずつ減らしていきます。

3.生活リズムや体の使い方も一緒に整理
 「これを全部やってください」ではなく、
 今の生活の中で「ここだけは整えたい」というポイントを一緒に探していきます。
 働き方・家事・育児なども踏まえた現実的な提案を心がけています。

4.医療機関の治療を尊重したうえでのサポート
 すでに循環器内科・内科・心療内科などに通院されている方も、
 その治療内容を尊重しながら整体を進めていきます。
 薬の調整については、必ず主治医の先生の指示を優先していただきます。

【H2】改善イメージ(ケース紹介)

※変化の出方には個人差がありますが、よくあるケースをご紹介します。

ケース①:仕事中に急な動悸が起こり、不安が強かった方
 会議や人前で話す前後に、心臓のドキドキが強く出ていたケース。
 首〜背骨〜骨盤のバランス調整を続けながら、
 日中の体の使い方や休み方を一緒に見直していくことで、
 「ドキドキの頻度」や「不安の強さ」が少しずつ和らいできた。

ケース②:寝る前になると脈が気になり眠れなかった方
 布団に入ると自分の心拍が気になり、眠りづらかったケース。
 自律神経への負担を意識して全身を整えていくことで、
 脈にばかり意識が向かない日が増え、
 「少し眠りやすい夜」が出てくるようになっていった。

ケース③:検査で異常はないと言われたが、動悸が怖くて外出を控えていた方
 外出中の発作が怖くて出かけられない状態が続いていたケース。
 体の緊張と姿勢バランスの調整を続けながら、
 少しずつ外出の距離や時間を伸ばしていくことで、
 「行ける場所」が少しずつ増えていった。

※すべての方に同じ変化が起こるわけではありませんが、
 状態や生活環境に合わせて施術内容や通院ペースを調整していきます。

施術の流れ

①【初回体験】現在地を正確に知る

まずは「あなたの身体がどんな状態にとどまっているか」を
専門的に検査し、原因を整理します。

  • 姿勢や体のバランスチェック
  • 筋肉・関節・神経の状態確認
  • 日常生活のクセや負担の分析
  • 改善までの道筋をわかりやすく説明

現状を知り、改善のスタート地点を明確にします。

 

②【集中治療期】原因にまとめてアプローチ

症状を引き起こす

“身体のゆがみ・緊張・使い方のクセ・自律神経の乱れ”

など複数ある原因に同時にアプローチします。

  • 全身の土台(姿勢)の調整
  • 過剰な緊張の解除
  • 関節・神経の働きの正常化
  • 日常生活の負担をためにくい体づくり

症状の改善を進めるための、最も大事な期間です。

 

③【メンテナンス期】変化を定着させ、さらに進める段階

良い状態を身体が覚えることで、
再発しにくく、より快適に動ける状態が育ちます。

  • 良い姿勢の定着
  • 体が乱れにくい状態の維持
  • 再発予防のための調整
  • さらに変化を進めるステージ

「良くなった状態」を維持し、さらに伸ばしていきます。

他所との違い

料金

初回はどちらかお選びください

通院の目安

集中改善:15回

姿勢と神経の安定を整える期間

 

メンテナンス

さらに変化を進める&戻らない体づくり

【予約枠についてのご案内】

当院は院長が一人で施術を行っているため、
1日に診られる人数に限りがあります。

現在、紹介や口コミからのご来院が増えており、
新規枠が埋まりやすい状況が続いております。

ご希望の時間帯がある方は、
お早めのご予約をおすすめいたします。

※枠が埋まり次第、翌週以降のご案内となります。

よくある質問

Q. 薬を飲んでいますが、整体を受けても大丈夫ですか?

A. 処方されたお薬は、主治医のご判断が最優先です。
当院の施術は、首~背中・骨盤のバランスを整え、自律神経を整えやすい状態にするためのソフトなものですので、多くの場合は併用していただけます。
ただし、通院中で気になる点があれば、事前に主治医にご相談ください。

Q. 心臓の検査は受けた方がいいですか?

A. まだ一度も検査を受けていない方、症状が急に強くなった方は、まず循環器内科など医療機関での検査をおすすめします。
すでに検査を受け、「大きな異常はなさそう」と言われている方が、体の土台づくりの場として当院を利用されるケースが多いです。

Q. 施術中に動悸が出てしまったらどうなりますか?

A. 施術は会話ができる範囲のソフトな刺激で行います。
途中でドキドキや不安感が強くなった場合は、すぐに中止し、姿勢を変えたり、お休みしていただいたりしながら様子を見ます。
無理に続けることはありませんので、遠慮なくお申し出ください。

Q. 子どもの動悸やドキドキ感にも対応できますか?

A. 小学生〜高校生の「検査で異常はないが、ドキドキやふらつきが気になる」といったご相談も増えています。
年齢や状態に合わせて、よりソフトな刺激で対応しますので、まずはお話をお聞かせください。

 

最後に

動悸が続くと、

・またドキドキが来るのではないかという不安
・「心臓の病気ではないか」という心配
・周りから理解されにくいもどかしさ

が重なり、こころも体も疲れやすくなります。

ですが、あなたが感じている

・突然のドキドキに襲われる怖さ
・発作のあとに続く、ぐったりとした疲労感
・「このまま悪くなったらどうしよう」という不安

は、決して気のせいではありません。

私は、これは体と神経が長い間がんばり続けてきた結果として出ているサインだと考えています。

一人で抱え込まずに、
今の状態と、これからどうなっていきたいかを一緒に整理していきませんか?

無理に通院をすすめることはありません。
「まずは相談だけしてみたい」という段階でも、遠慮なくご連絡ください。

【いきいき鳥栖北整骨院・整体院からのご案内】

ここまでお読みいただきありがとうございます。

自律神経の不調は、「その場しのぎ」ではなく、
体の土台から少しずつ整えていくことで、再発しにくい状態を目指していくことが大切です。

当院の考え方や通院のイメージを、より具体的に知りたい方は、
次のページもあわせてご覧ください。

初めての方へ
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料金/通院間隔
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通院プログラムの流れ(プログラム内容)
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いきいき鳥栖北整骨院・整体院