私の「真剣に患者様のお体を治す」という信念を支えるのは中学高校時代の柔道経験からです。
柔道を始めたのは中学に入ってからでした。
何をするにも興味が無いと続かない性格の人間が高校卒業まで頑張りました。
思い出として深く刻まれているのは中二の時の新人戦。
無名の私がたまたま県で3位になり、1位になった選手へ急に闘志を燃やして、毎日腕立て・スクワットなどの自主練をとことん追い込んでいきました。
しかし、当時の私には根性論しかなく、栄養学的な知識・効率的な体づくりの方法を知りませんでした。
結果、腰椎分離すべり症、いわゆる腰椎の椎弓の疲労骨折、椎弓とは左右2か所あるのですが左右とも追い込み過ぎて折ってしまったのです。
その後の選手人生は悲惨なモノでした。
出したい結果も出ないどころか日常生活までも辛い。
更には膝の半月板や前十字靭帯を断裂したり、骨折も多々あり、関節捻挫なんかは頻繁に。
何もしてなくても体中ジンジン痛み、身体もですが、心も疲労していました。
でも柔道は高校最後まで続けたい。
そんな悩ましい学生でした。
その間、複数の整骨・整体・整形外科にお世話になりました。
ですから何件もまわってくるような患者様、私も皆さんと同じ体験を経て、今「根本的に!」をうたっています。
体の中から治さないと重傷化したら小手先の治療では全く歯が立たないことを身をもって知っているのです。
ただ、サポートして頂いた先生方には感謝しています。
こんな自ら追い込んだ自業自得な私が何とか辞めることなく高校最後まで柔道をすることができたのだから。
ここから先は私が皆さんをサポートする番です。
当時の柔道家の魂はこの治療に宿っています。