腰椎分離症・すべり症

腰椎分離症・すべり症は、腰の骨に負担が積み重なることで起こる障害。
長く付き合ってきた方ほど、痛みだけでなく「不安」も大きくなりやすい症状です。

よくあるお悩み

  • 朝起きると腰が固まっている

  • 長く立つと腰が抜けそうになる

  • 動き始めがつらい

  • お尻や足にしびれが出ることがある

  • 病院で「経過を見るしかない」と言われた

  • コルセットでは変化が出にくい

  • 子育て・仕事がしんどい

  • 寝返りのたびにズキッと痛む

分離症・すべり症は、
骨だけの問題ではなく、“姿勢筋の神経の働き低下”や“姿勢の乱れ”が重なることで悪化しやすい不調 です。

院長の体験談

私は中学2年生のとき、練習中に突然腰が抜け落ちるような痛みに襲われました。
診断は 腰椎分離症。

悔しさと不安の中、無理を続けた結果、
今度は 腰椎分離すべり症 にまで進行し、
しびれ・腰の不安定感・動けないほどの痛み……。

高校の頃には 歩くと10分で足が痺れる間欠性跛行 も経験しました。
20年以上、痛みと共に生きてきた時期もあります。

でも、安心してください。
今の私は、痛みも痺れもありません。
(※あくまで“私自身の経過”。改善を断定する表現ではありません)

この20年以上の経験があるからこそ、
あなたの不安や苦しさを、私は誰よりも理解できます。

なぜ病院で改善しづらいのか

病院は骨や神経の異常を確認する役割が専門です。
分離・すべりの程度、神経の圧迫の有無をまず確認することはとても大切です。

ただ、症状が長引く原因は多くの場合、

  • 姿勢の崩れ

  • 骨盤の傾き

  • 背骨全体のカーブの乱れ

  • 姿勢筋の神経の働き低下

  • 慢性的な筋緊張

  • 自律神経の乱れ

といった “機能的な問題” が大きく関わります。

これらはレントゲンに写りにくく、
痛み止めだけでは対応しきれない部分です。

危険サイン(医療受診が必要)

以下の症状がある場合は、まず医療機関での検査を推奨します。

  • 強いしびれや脱力がある

  • 尿や便が出にくい

  • 発熱+腰痛

  • 片側の足に急激なしびれ

  • 歩行が極端に困難

  • 夜間痛が強い

医療との連携は必須です。
当院も必要に応じて専門医に相談できる体制を整えています。

病院と整体、どちらへ行くべきか迷っている方へ

病院で確認すべきこと

  • 骨の分離や滑り具合

  • 神経圧迫の有無

  • 他の疾患の除外

まずは安心材料を揃えることが大切。

検査で「手術は必要ない」「経過観察」と言われた方へ

この場合、多くの方の症状の背景は

  • 姿勢筋の神経の働き低下

  • 骨盤・背骨のバランス

  • 動きのクセ

  • 生活の負荷

  • 自律神経の乱れ

という、整体がサポートできる領域です。

なぜ一般的な整体では変化が出にくいのか

  • 腰を揉むだけ

  • 電気を当てるだけ

  • 一時的な骨盤矯正

  • インナーマッスルの指導だけ

これらは“その場の緩和”には役立ちますが、
分離・すべり症の核心である

「姿勢筋の神経の働き × 背骨のカーブ × 骨盤の角度」

ここに届かないと変化が続きません。

当院の施術が向いている理由(院長の経験視点)

私は分離・すべり症で20年以上苦しみ、
「この痛みから解放されたい」と心から願った一人です。

だからこそ、あなたに提供する施術は徹底的に厳選しています。

当院が大切にしているアプローチ

  • 姿勢筋の神経の働きを整える

  • 骨盤・背骨の角度を正しく誘導

  • 頭〜足までの“連動した姿勢”として調整

  • 呼吸と自律神経を安定させる

  • 医療機関の画像を参考にし、負担部位を把握
    (※診断行為は行いません)

  • やさしい刺激で体に無理をさせない

私自身、これらを続けることで
間欠性跛行・痛み・しびれから解放されました。
※個人の体験であり、効果を断定するものではありません。

改善例

  • 日常の腰の重さが和らぎやすくなった

  • 歩いてもしびれが出にくくなった

  • 朝の動きが楽になった

  • 腰の不安定感が減った

  • 長時間座れるようになった

私自身も、歩いても痺れが出ない日が増えた時「体ってここまで変われるのか」と実感しました。

施術の流れ

①【初回体験】現在地を正確に知る

まずは「あなたの身体がどんな状態にとどまっているか」を
専門的に検査し、原因を整理します。

  • 姿勢や体のバランスチェック
  • 筋肉・関節・神経の状態確認
  • 日常生活のクセや負担の分析
  • 改善までの道筋をわかりやすく説明

現状を知り、改善のスタート地点を明確にします。

 

②【集中治療期】原因にまとめてアプローチ

症状を引き起こす

“身体のゆがみ・緊張・使い方のクセ・自律神経の乱れ”

など複数ある原因に同時にアプローチします。

  • 全身の土台(姿勢)の調整
  • 過剰な緊張の解除
  • 関節・神経の働きの正常化
  • 日常生活の負担をためにくい体づくり

症状の改善を進めるための、最も大事な期間です。

 

③【メンテナンス期】変化を定着させ、さらに進める段階

良い状態を身体が覚えることで、
再発しにくく、より快適に動ける状態が育ちます。

  • 良い姿勢の定着
  • 体が乱れにくい状態の維持
  • 再発予防のための調整
  • さらに変化を進めるステージ

「良くなった状態」を維持し、さらに伸ばしていきます。

料金

初回はどちらかお選びください

通院の目安

集中改善:15回

姿勢と神経の安定を整える期間

 

メンテナンス

さらに変化を進める&戻らない体づくり

【予約枠についてのご案内】

当院は院長が一人で施術を行っているため、
1日に診られる人数に限りがあります。

現在、紹介や口コミからのご来院が増えており、
新規枠が埋まりやすい状況が続いております。

ご希望の時間帯がある方は、
お早めのご予約をおすすめいたします。

※枠が埋まり次第、翌週以降のご案内となります。

よくある質問

Q1. 分離症・すべり症でも整体を受けて大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。
ただし、

  • 急激な痛み

  • 激しいしびれ

  • 強い脱力

  • 排尿・排便トラブル

などの危険症状がある場合は、まず医療機関を優先してください。

病院で「手術は必要ない」「経過観察でOK」と言われた方は、
姿勢・骨盤・神経バランスの調整で過ごしやすさが変わるケースが多いです。

Q2. 骨が折れている(分離している)のに整体で何をするの?

整体で骨折そのものを治すことはできません。

しかし、痛みやしびれの原因は骨だけでなく、

  • 姿勢の崩れ

  • 姿勢筋の神経の働き低下

  • 腰周囲の筋バランスの乱れ

  • 自律神経の緊張

など“機能的な問題”が重なっているケースがほとんど。

当院では 姿勢軸の調整 × 神経の通り道の改善 を中心に行います。

Q3. 運動やストレッチはしてもいい?

はい、運動はできます。
ただし、以下の動きは負担が大きいため避けてください。

  • 腰を大きく反らす動き

  • 反り腰を強める姿勢

  • ジャンプや急な方向転換

また、ストレッチは骨格系には過度な負担となるため、お止め頂いています。

個別の体の状態を見て「安全にできる動き」をお伝えします。

Q4. すべり症で歩くとすぐしびれます…整体で変わりますか?

しびれの原因が

  • 骨盤の傾き

  • 背骨の反り(腰椎前弯の強さ)

  • 姿勢筋の神経の働き低下

  • 自律神経の緊張

などと重なっている場合は、
体の使い方が整うことで歩きやすくなる方が多いです。

※強い麻痺や急激な悪化は医療機関を優先。

分離症・すべり症は完治しますか?

骨の形そのものは元に戻りません。
しかし、

  • 姿勢

  • 骨盤の角度

  • 神経の働き

  • 全身の連動

が整ってくると、
「痛みやしびれが出にくい体」へ近づきやすくなります。

どれくらいで日常生活が楽になりますか?

状態によって違いますが、

  • 初回〜数回で変化を感じやすい方

  • 15回を目安に姿勢と神経の安定が整いやすい方

が多い傾向です(個人差あり)。

Q7. 10年以上悩んでいます。それでも受けていいですか?

もちろんです。

当院には10〜20年以上の慢性的な痛みで来院される方も多く、
年数に関係なく、
体の使い方が変われば「今より良い方向」へ進みやすくなります。

院長自身も20年以上分離症・すべり症と向き合ってきました。
その経験を元に、無理のない安全なアプローチを行います。

 

Q8. コルセットはした方がいい?

急性期・不安定感が強い時期は役立ちますが、
長期の依存は姿勢筋の弱化につながることも。

身体の状態に合わせて「使う期間」や「外すタイミング」をご提案します。

Q9. 痛みがない日も施術した方がいい?

はい。分離症・すべり症は「波」がある症状です。

痛くない日こそ、
姿勢・骨盤・神経の働きを整えるチャンスです。

「調子が良い=治った」ではなく、
良い状態を定着させる期間がとても大切です。

Q10. 子ども(成長期)の分離症もみてもらえますか?

可能です。

成長期は骨が柔らかく、
正しい姿勢と使い方を覚えることで負担を減らせる時期です。

※痛みが強い時は医療機関と連携して進めます。

最後に(院長のメッセージ)

私は腰椎分離症・すべり症の苦しさを、20年以上体験しました。
「なぜ自分だけ…」「一生このままなのか…」
そんな不安を抱えた日もあります。

でも、身体は変わるタイミングが必ずあります。

分離症・すべり症と20年以上向き合い続けた私だからこそ、同じ苦しみを抱えるあなたに寄り添えると信じています。

痛みを我慢し続けたあなたに、
あの頃の私のような“諦めの気持ち”を持ってほしくありません。

一緒に、腰が不安なく動く毎日を目指しましょう。
私はそのためのパートナーとして、誠実に向き合います。

いきいき鳥栖北整骨院・整体院